日帰り手術センター
日帰り手術センターについて
日帰り手術(短期滞在手術)は患者さまに多くのメリットがあり、当院日帰り手術センターは2017年より発足しました。日帰り手術センターは、日帰りで行える局所麻酔手術や心臓カテーテル検査を担当しております。担当しているとは言っても、日帰りセンター内で手術や検査をしているわけではありません。日帰りセンターの役割は、手術や検査をするための準備を行うこと、手術室やカテーテル室へ案内(送り出し)を行うこと、手術・検査終了後にお迎えを行うこと、経過観察を行うこと、医師の指示のもと帰宅させることになります。
日帰り手術とは
手術当日に来院し、その日のうちに帰宅できます
日帰り手術最大のメリットは、日常生活のリズムを変えずに手術治療や
カテーテル検査ができる点にあります。また、入院をしないため精神的にも肉体的にも負担が少なく、
さらに医療費も安く収めることができます。
※必要時、術後入院となる場合もございます。
患者様のメリット
-
日常生活の延長線上で
ご予約できます - 忙しいビジネスマンや自営業、小さなお子さんを抱えたお母さん等、家を長時間空けられない方やご家族に!朝〜夕方までの日帰り手術なら、拘束時間を大幅に短縮できます。入院生活に馴染めないお年寄りにも好評です。
-
入院の煩わしさが
ありません - 子供の世話を誰かに頼んだり、家事や仕事の段取りを整えるなどの煩わしさがありません。また、そうしたことに伴う精神的な負担も一切不要です。
-
費用が
安くすみます - 医療費の多くを占める入院費が不要になります。従来に比べ、治療費が約2〜5割安くなります。
-
カラダへの負担が
軽くすみます - 鏡視下手術、レーザー治療、ステント&PTCA(環境器科)など、カラダへの負担を最小限にした手術ですので、術後の生活復帰が早まります。早い人なら手術の翌々日から日常の生活に戻れます。
日帰り手術センター 運用状況
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
診 療 科 |
– | (第2・4) 整形外科 循環器内科 |
(毎週) 眼科 |
(毎週) 眼科 循環器内科 |
(毎週) 心臓外科 |
– | – |
来院時のお持ち物
- 診察券・お薬手帳
- スリッパ・サンダルなど
- 白内障手術の方→点眼薬
- 外来でもらった書類(手術同意書・検査同意書)
- 心臓カテーテル検査の方→飲み物(水・お茶)
- 下肢静脈瘤手術の方→事前購入した弾性ストッキング(アンシルク)
他者からの暴露防止と他者への感染拡大防止のために、マスク着用をお願い致します。お持ちでない方には、院内にある販売機でマスク購入をお願いしております。
価格:100円 2個入り
日帰り手術 当日の流れ
- 01
-
1F総合受付(カウンター)で受付を行い、エレベーター(①もしくは②)を利用し、日帰りセンター(3F)へお越し下さい。
透析センターと隣接しております。 ※自動受付機では受付しないでください。
- 02
-
手術・検査着へ着替え、手術・検査の準備を行います。
- 03
-
手術室またはカテーテル室にて手術・検査を受けます。
手術・検査後は、歩ける方でも必ず車椅子で日帰りセンターへ帰室します。
- 04
-
手術・検査に合わせた経過観察を行います。
日帰りセンターで医師の診察を受け、帰宅可能であれば帰宅となります。
- 05
-
処方薬がある場合は、日帰りセンター内で薬剤師より処方を受けとります。
精算は1F総合受付となりの会計(3番)でお願いします。
Surgery Flow
心臓カテーテル検査・各手術の
それぞれの流れ
Case.01
心臓カテーテル検査の場合
- 01
-
検査開始まで
看護師が問診・書類確認を行い、体温・血圧・脈などを測定し、静脈路を確保します。毎週木曜日は9時頃に最初の方がカテーテル検査室に案内が開始になります。第2・4週(火曜日)は11時頃から検査開始となります。検査の順番・進行状況によって、待ち時間が生じますがご理解・ご協力お願い致します。
- 02
-
検査後
穿刺部位(針を刺す場所)が手首の場合、検査後4~5時間で帰宅可能となります。
穿刺部位(針を刺す場所)が肘の場合、検査後6~7時間で帰宅可能となります。
止血状況によっては滞在時間が長くなることもあります。ご了承下さい。
- 03
-
食事
心臓カテーテル検査は滞在時間が長いため、軽食の準備をお願いしております。
別途料金で院内レストランの食事注文(配膳)も承っております。
付き添いのご家族も注文可能です。
Case.02
眼科の場合
- 01
-
手術開始まで
看護師が問診・書類確認を行い、体温・血圧・脈などを測定し、静脈路を確保します。手術のための点眼を9時よりスタートします。以後、順番で点眼を開始していきます。 手術の順番によって待ち時間が生じる場合がございますが、ご了承ください。点眼は15分毎で、1時間~2時間かけて行います。(計4~8回)1例目の方が10時半位に手術室へ案内となります。以降、順番で案内致します。
- 02
-
検査後
手術後は1時間日帰りセンターで経過観察を行います。問題なければ、帰宅となります。
Case.03
下肢静脈瘤手術の場合
- 01
-
手術開始まで
看護師が問診・書類確認を行い、体温・血圧・脈などを測定し、静脈路を確保します。1例目の方が9時15分~9時30分位に手術室へ案内となります。以降、順番で案内致します。
- 02
-
検査後
手術後は1時間日帰りセンターで経過観察を行います。問題なければ、帰宅となります。場合によっては入院することもございますので、あらかじめご了承下さい。
※シャント造設術の場合も下肢静脈瘤手術と同様の流れとなります