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糖尿病・内分泌センター DIABETES MELLITUS
CENTER

糖尿病・内分泌センター

糖尿病・内分泌センターについて

About Medical department

きめ細かな管理と、
急病時の迅速対応で地域に貢献

糖尿病・内分泌センターでは多くの1型・2型糖尿病を始めとする生活習慣病(高血圧症・脂質異常症・痛風・高尿酸血症など)の診療を行っております。また下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎・性腺等のホルモン異常の診療にも対応しております。甲状腺疾患ではバセドウ病・慢性甲状腺炎の治療を始め、甲状腺腫瘍に対してエコー下吸引細胞診を行い良・悪性の鑑別を行う事が可能です。医療施設や健診等で異常を指摘されたらお気軽に御相談下さい。

糖尿病・内分泌センターの特徴

The Feature

糖尿病・内分泌センターでは臨床・教育・研究を3本柱と位置づけそれぞれをバランス良く発展させることで糖尿病を中心とした生活習慣病診療の拠点病院として地域住民の健康増進・疾病治療へ貢献することを目的としております。
月曜日から土曜日までの午前中は2診体制で他院からの新規紹介症例(3〜6/日)を含む外来診療(30〜40/日)を行い、午後は病棟を中心に糖尿病関連や内分泌疾患の症例を診療しながら他科入院中の併診症例(常時40名程度)の診療にも従事しております。
当センターでは当院所属の初期研修医・専門医研修医は元より周辺医療機関からの研修希望者を積極的に受け入れ、研修を行っており、お互いに切磋琢磨しながら知識・技術の向上に邁進しております。
また、各種研修会、講演会や学会発表も積極的に行っており、当院から情報を発信しながら最新知識のUPDATEを行うことにも力を入れております。
当センターでは、最終的に患者様が幸せな人生を送るためにはどのようにしたら良いのかを突き詰め、サポートできるようになることを目的としています。そういった意味では他のスタッフと様々な仕事内容を共有し、広い範囲で勉強できる環境が醍醐味かと思います。

糖尿病・内分泌センターの特徴
STAFF

糖尿病・内分泌センターのスタッフ体制

  • 医師

     5
  • 看護師

     3
  • 保健師

     1
  • 栄養士

     2
  • 薬剤師

     1
糖尿病・内分泌センターのスタッフ体制

主な疾患と治療法

Disease and Treatment
糖尿病

糖尿病とうにょうびょう

症状

多尿・口渇・多飲・体重減少・全身倦怠感などありますが、無症状である事も少なくありません。放置により細小血管障害(網膜症:失明に至る、腎症:透析療法へ移行、神経障害:足壊疽から切断に至る)の出現や大血管障害(脳梗塞・心筋梗塞等)により命に関わる状態に至る事もある。また認知機能障害の原因としても取り沙汰されており、早期からの治療介入が重要となる。

検査

血液・尿検査
自己血糖モニタリング
持続的血糖モニタリング
胸部レントゲン 腹部エコー 腹部CT 胃カメラ 大腸カメラ(癌合併のチェック)
心電図 心エコー 頸動脈エコー 脈波伝搬速度 ABI(血管系合併症のチェック)
CPX(運動機能を評価し、その人に適した運動指導を提供するため)
眼科 眼底検査

治療
食事療法(管理栄養士を中心とした食事指導)
間食・健康食品、飲料などのチェックが済んだら、1日の食事を整えるための指導が行われます。ガラッと今までの食事を変更する事は短期間では可能でも長期間維持する事は難しいと思います。今までの食習慣をベースに主食やおかずの組み合わせを変える事でより良い食事内容に変更したり、一人暮らし用の惣菜の活用法、血糖上昇に影響が少ない間食の紹介等も行います。また、持続血糖モニタリングの結果を用いて血糖が上昇している原因を一緒に考える事も行っております。
運動療法(理学療法士、健康運動指導士を中心とした運動指導)
運動療法というとトレーニングを連想してしまう方も多いと思いますが、運動習慣がない人、肩、膝、腰などが痛くて運動が出来ない方も多くいらっしゃると思います。まずは日常生活活動を上げる(座る時間を少なくする)から始めてみても良いと思います。元々運動習慣がある方に対しては怪我をしないようにストレッチ、ウォーミングアップ、クールダウンの方法を説明致します。記録更新を目標とする運動と健康を維持する運動は違うことを知って頂いた上で自身に合った運動の方法を説明致します。
薬物療法(内服薬・インスリンを含めた注射薬)
糖尿病といってもインスリン(血糖を下げるホルモン)の分泌が落ちている人と効きが悪くなっている人とでは最適な薬剤が異なります。近年作用の異なる様々な糖尿病の薬剤が使用可能となっており、その方にとって最適な薬剤を必要最小限で使用することを心掛けています。
バセドウ病

バセドウびょう

症状

頸部腫大、眼球突出、複視、手指振戦、動悸、息切れ、体重減少、浮腫など 放置により不整脈の出現やうっ血性心不全が合併し時に突然死の原因となる。また骨粗しょう症の進行に伴い、椎骨圧迫骨折を始めとする骨折のリスクが高くなる。

検査

視診・触診
甲状腺エコー
血液検査
胸部レントゲン(うっ血性心不全の有無の確認)
心電図(不整脈の有無の確認)
123I取り込み率(他院紹介にて施行)

治療
薬物療法
甲状腺ホルモン量を確認しながら内服薬の服用量の調整を行う。またうっ血性心不全、不整脈、骨粗しょう症の合併例には各々に対する薬剤も併用する。 バセドウ眼症(眼球突出)に対しては禁煙指導、中等度〜重症例に対しては入院によるステロイドパルス療法及び眼科との連携による治療。
アイソトープ治療
薬物療法により副作用出現のため治療困難な症例に対しては放射性物質による治療(他院紹介にて施行)を行う。その後の甲状腺機能低下症に対して甲状腺ホルモン補充量を行う事もある。
手術療法
甲状腺亜全摘術を施行(薬物療法による副作用出現症例や妊娠、その他の理由で速やかな甲状腺ホルモンの正常化が求められる症例)
原発性アルドステロン症

原発性げんぱつせいアルドステロンしょう

症状

高血圧症 頭痛 肩こり 低カリウム血症 脱力感 血糖高値
副腎から分泌されるアルドステロンというホルモンが副腎腫瘍により過剰分泌される事で高血圧症となる。降圧薬の効果に乏しく、複数の薬剤を服用しても血圧コントロールがつかない事も多い。高血圧症の約10%にみられると言われており、若くして血圧高値となるため、脳出血、心筋梗塞等を比較的若い年齢で発症する可能性がある。またクッシング症候群等他のホルモン異常疾患を合併するケースもある。

検査

血液・尿検査 基礎ホルモン値及び日内変動、電解質、腎機能異常の有無を確認
胸部レントゲン、心電図、心エコー(心臓に負担が掛かっていないか確認)
頸動脈エコー 脈波伝搬速度 ABI(血管に負担が掛かっていないか確認)
腹部エコー 腹部CT (副腎腫瘍の有無を確認)
各種薬物負荷試験
カプトプリル負荷試験
フロセミド立位負荷試験
副腎静脈サンプリング(循環器内科にて施行)

治療
片側性副腎腫瘍の場合
手術療法(他院を紹介)
副腎腫瘍が存在し、同側の副腎からホルモンの異常分泌が確認された場合は副腎摘除術を施行することが第一選択となります。術後は降圧薬が必要なくなったり、極少量の降圧薬でコントロール可能となる症例が少なからずいらっしゃいます。
片側性副腎腫瘍:手術出来ない場合
両側性副腎腫瘍の場合
薬物療法
高齢の場合や手術を希望されない場合はホルモンの分泌を抑える薬剤によ降圧を図ります。
但し血圧コントロールがつかないケースも多いため治療法の選択に関しては繰り返し相談する場合もあります。両側性副腎腫瘍の場合は手術療法の適応とはならないため多剤降圧薬を使用し血圧正常化に努めます。

実績

Result

他医療機関との交流

当センターは他医療機関との交流にも積極的に行っております。
亀田総合病院糖尿病内分泌内科との症例検討会や翔南病院を始めとする沖縄県内の医療機関との症例検討会を開催しております。後期研修医は亀田総合病院にて2ヶ月間研修する国内留学制度も準備しており、当院で症例の少ない妊娠糖尿病や小児糖尿病を中心に研修して頂く事も可能です。

医師紹介

Doctor
  • 高橋 隆

    大浜第一病院 副院長
    内科部長・糖尿病・内分泌センター長

    高橋 隆Ryu Takahashi

    高橋 隆
    専門分野 | Specialized field
    ・一般内科
    ・糖尿病
    ・内分泌内科
    資格 | Qualification
    ・日本内科学会認定内科医
    ・日本糖尿病学会専門医・研修指導医
    ・日本内分泌学会内分泌代謝科専門医・指導医
    ・日本甲状腺学会専門医
    ・日本医師会認定産業医
    ・医学博士
  • 河野 誠一

    糖尿病・内分泌センター 医師

    河野 誠一Sei-ichi Kawano

    河野 誠一
    専門分野 | Specialized field
    ・一般内科・糖尿病
  • アジャリ ラヒム

    糖尿病・内分泌センター 医師

    アジャリ ラヒムAjalli Rahim

    アジャリ ラヒム
    専門分野 | Specialized field
    ・一般内科
    ・糖尿病内科
    資格 | Qualification
    ・内科認定医
    ・医学博士
    ・消化器病専門医
    ・日本内科学会 総合内科専門医
  • 照屋 理子

    糖尿病・内分泌センター 医師

    照屋 理子Michiko Teruya

    照屋 理子
    専門分野 | Specialized field
    一般内科
    糖尿病内科
  • 高嶺 光

    内科 科長
    糖尿病・内分泌センター 医師

    高嶺 光Hikaru Takamine

    高嶺 光
    専門分野 | Specialized field
    一般内科
    糖尿病内科
    内分泌内科
    資格 | Qualification
    日本内科学会認定医
    日本糖尿病学会専門医
    総合内科専門医
    内分泌代謝科専門医
    内分泌代謝・糖尿病内科領域指導医
  • 与那覇 健

    糖尿病・内分泌センター 医師

    与那覇 健Ken Yonaha

    与那覇 健
    専門分野 | Specialized field
    糖尿病・内分泌内科

外来診療表

Calendar
初診・再診受付時間

平日

午前8:00〜11:00
午後13:00〜16:00

土曜

午前8:00〜11:00

面会時間

12:00〜21:00

糖尿病・内分泌センター

(2階Cブロック) ※要予約

12/16(月) 12/17(火) 12/18(水) 12/19(木) 12/20(金) 12/21(土)


髙橋 隆
※再診予約
 のみ
照屋 理子
アジャリ ラヒム
前田 士郎
(琉大)
高嶺 光
髙橋 隆
アジャリ ラヒム
高嶺 光
河野 誠一

アジャリ ラヒム
※休診
高嶺 光
高橋 隆
※11/9
再診予約
のみ 

前田 士郎
(琉大)



髙橋 隆
※再診予約
 のみ
髙橋 隆
※再診予約
のみ

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