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CVポートセンター CV PORT CENTER

CVポートセンター

CVポートセンターについて

About Medical department
ABOUT

当センターでは全ての点滴に対応します

水分補給目的、栄養目的、抗がん剤…
点滴の内容や生活スタイルなど、自分に合ったものを
選ぶことで治療生活がより快適になります

現在、末梢ルートから PICC、CVカテーテル、CVポートと、こうした血管内留置デバイス(vascular access device: VAD)は日々の診療においてなくてはならない医療デバイスとなっております。当施設では、こうしたあらゆる VAD(血管内留置デバイス) を県内で専門的に扱うセンターとして、「CVポートセンター」を開設するに至りました。

点滴の主な方法
CV PORT / PICC

CVポート・PICCとは

CVポートやPICC(ピック)とは、中心静脈カテーテルの一種で、必要なときに体外から接続して薬剤などを投与できるするようにするための小さな器具です。

メリット01
点滴のたびに血管に痛みを感じることがなくなります。
メリット02
CVポートやPICCから、薬剤投与だけでなく輸血や採血もできます。
長期間留置する方向け(数ヶ月〜年単位)

CVポート

CVポートは中心静脈カテーテルの一種で「皮下埋め込み型ポート」といわれるものです。その名前の通り、皮膚の下に埋め込んで薬剤を投与するために使用します。100円硬貨程度の大きさの本体と薬剤を注入するチューブ(カテーテル)で構成されています。

CVポート
  • ・点滴が漏れません
  • ・何度も針を刺すことがなくなります
  • ・体の中に埋め込むので外からほとんど目立ちません
  • ・服を脱いだり捲り上げなくても治療ができます
  • ・お風呂に入れます
短期間留置する方向け(約1ヶ月)

PICC(ピック)

PICCは、腕から挿入する中心静脈カテーテルです。他の中心静脈カテーテルと比較して、腕から比較的簡単に挿入でき、挿入後の感染などのリスクも少ないのが特徴です。管理方法によって長期間にわたり使用できるカテーテルです。

PICC(ピック)

カテーテルの先端が中心静脈に位置しているので、刺激の強い薬剤を使用しても血管を傷めることはありません。

SURGERY

CVポート(点滴の箱)造設までの流れ

内頸静脈からの手術方法

(オペ時間は約5分/局所麻酔)

内頸動脈からの手術方法

1・内頸静脈からカテーテルの先端を中心静脈へ向け血管刺入
2・皮下にカテーテルをそわす
3・鎖骨の上(皮膚と鎖骨の間)
4・全胸部の皮下に埋め込み終了

メリット

  • 針を刺すのが容易
  • カテーテルが体外に露出しないため、QOL(※)、感染面で有用。もし感染が起きても、長い皮下トンネルのため、感染が分かりやすい。

腕からの手術方法

(オペ時間は約15分/局所麻酔)

腕からの手術方法

1・上腕からカテーテルの先端を中心静脈へ向け血管刺入
2・皮下にカテーテルをそわす
3・上腕の皮下に埋め込み終了

メリット

  • 乳がん患者の場合、上腕に埋設することでマンモグラフィー検査、エコー検査、MRI検査に支障がない
  • 頸部に創部がないため、ネックレスなどの貴金属のしようが可能
  • 乗車時のシートベルトによる疼痛の心配がない
  • ベッドで横になれない方は、座ったままでもオペができる
FEATURE

大浜第一病院
CVポートセンターの特長

CVポートセンターの特長

CVポートを「文化」に

CVポートによる点滴治療は、がん医療のみならず、栄養管理にも必要とされますが、より低侵襲で短時間での手術を可能とし、上腕部への新しい手術方法を考案されるなど、全国的にも有名な札幌の岸宗佑医師をスーパーバイザーとして県内初の専門センターを開設致しました。点滴治療でお困りのあらゆる患者様へ最良のCVポート手術を提供できるよう、センター長の伊志嶺医師を中心に全スタッフが一丸となり対応しております。

  • 01

    1泊入院から
    患者様の状態に
    合わせて対応

  • 02

    1すべての
    点滴に対応
    (薬剤投与・輸血・採血)

  • 03

    首や鎖骨の下
    だけでなく、腕にも
    埋め込み可能

  • 04

    患者様の生活
    スタイルにあった
    方法を提供

実績

Result
  • 2017年10月〜2019年3月(18ヶ月) 計90症例
  • CVポート造設症例 :比較的高齢で経腸栄養管理困難症例が多い
  • PICC症例 :末梢静脈ライン確保困難で一時的な経静脈栄養管理例が多い

2017年10月当センター新規開設後から2019年3月までの計18ヶ月間の診療症例数は計90例です。CVポート症例数は計65症例で半数近くが全身化学療法症例であり、院外症例数も少しずつ増加しております(近隣のハイボリュームセンター病院以外にも乳癌専門クリニック等)。また在宅訪問診療に携わるクリニック医師からの紹介症例も漸増しており化学療法以外にもまさに在宅系静脈栄養管理症例において適正な医療デバイスであると考えます。胃瘻(PEG)診療のみではなく、CVポートによる経静脈栄養管理は在宅治療や緩和医療においても極めて有意義な栄養管理方法であると考えられています。全身化学療法症例は勿論、在宅もしくは療養施設経静脈栄養管理適応症例に対する県内VAD(血管内留置デバイス)センターとして各種院外医療施設からの具体的な相談を行い実際の手技を積極的に行っていきたく存じます。現在は2泊3日入院管理を要する院外紹介を承っておりますが症例数の蓄積を図ったのちには将来的には日帰り手術を行い紹介元医療機関での速やかな診療が導入できるよう目指していきます。

医師紹介

Doctor
  • 伊志嶺 真達

    消化器内科 内視鏡センター長

    伊志嶺 真達Masato Ishimine

    伊志嶺 真達
    専門分野 | Specialized field
    ・消化器疾患全般
    ・各種疾患に対する栄養管理
    ・がん症例に対する緩和医療ケア
    ・医療安全管理
    ・職場労働衛生管理
    資格 | Qualification
    ・日本外科学会認定登録医
    ・日本消化器病学会専門医
    ・日本消化管学会胃腸専門医
    ・日本医師会認定産業医
  • 岸 宗佑

    CVポートセンター スーパーバイザー

    岸 宗佑Sousuke Kishi M.D., Ph.D.

    岸 宗佑
    専門分野 | Specialized field
    ・消化器内科
    (胆膵専門医,消化器および乳がん関連のがん診療,
    緩和ケア,総合診療,栄養管理 NST 活動等)
    資格 | Qualification
    ・医学博士
    ・臨床研修医指導医
    ・日本内科学会 認定医
    ・日本消化器内視鏡学会 専門医
    ・日本乳癌学会 乳腺認定医
    ・マンモグラフィー読影認定医 AS判定
    ・日本臨床細胞学会 細胞診 専門医
    ・JPTEC/AHA-BLS/AHA-ACLS provider
    ・日本救急医学会 ICLSインストラクター
    ・日本DMAT隊員
    ・日本病院総合診療医学会 認定医・評議員
    ・PDN (Patient Doctors Network) 理事
    ・日本VADコンソーシアム 評議員
    ・香川大学医学部 非常勤講師

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