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麻酔科 ANESTHESIOLOGY

麻酔科

麻酔科について

About Medical department

術中の安全確保、
そして術後の笑顔のために

外科・整形外科・心臓血管外科・脳神経外科・大腸肛門外科・婦人科・形成外科・眼科・歯科口腔外科・眼形成眼窩外科・循環器内科の手術に対応しております。特に肥満減量手術・婦人科腹腔鏡下手術・肛門外科手術・肩関節鏡下手術・眼形成眼窩手術は相当数の実績を得ています。

麻酔について

Anesthesiology Type
麻酔の種類

麻酔ますいの種類

麻酔には、全身麻酔と局所麻酔があります。
それぞれ単独で行う場合と、併用して行う場合があります。手術の種類や患者様の状態に応じて麻酔方法を選択します。

全身麻酔

点滴や吸入の麻酔薬を用います。手術中は完全に眠っています。

区域麻酔

硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、末梢神経ブロックなど

全身麻酔

全身麻酔ぜんしんますい

麻酔の流れ

硬膜動静脈瘻では部位により症状が異なりますが耳鳴り(頭蓋内血管雑音)、目の充血・突出、視力低下などが多く、進行すると痙攣、意識障害などが生じることも有ります。

検査

1.麻酔を始めます
口に酸素マスクを当てます。ゆっくり深呼吸してください。
点滴から麻酔薬を入れると、数十秒で意識がなくなります。

2.人工呼吸用のチューブを口から気管に入れます
安全に呼吸するために行います。
眠ってからチューブを入れるので、苦痛はありません。その際、唇を傷つけたり、まれに歯が折れたり抜けたりすることがあります。十分注意いたしますが止むを得ず損傷する場合もあります。
ぐらぐらした歯や義歯のある方は、術前の麻酔相談で必ずお伝えください。取れた歯が口の中に落ち込むのを防ぐためにマウスピース(保護床)を作成することがあります。

3.手術が始まります
手術中に痛みを感じたり、途中で目が醒めることのないよう、麻酔科医は手術の進行状況や患者様の状態を注意深くみて、様々な薬を投与したり、適切な処置を行っています。

4.手術が終了し、麻酔から覚めていきます
麻酔薬の投与を止めてしばらくすると意識が戻ってきます。しっかりとご自身で呼吸ができるようになってから人工呼吸のチューブを抜きます。
全身状態が落ち着いているのを確認した上で病棟に戻っていただきます。

区域麻酔(脊髄くも膜下麻酔)

区域麻酔くいきますい脊髄せきずいくも膜下麻酔まくかますい

・麻酔薬が神経に作用し、痛みを感じなくする麻酔方法です。
・手術中は意識があります。
・合併症を防ぐため、血を固まりにくくする薬を飲んでいる方や背骨に異常がある方は手術前にお伝えください。
・全身麻酔に併用することもあります。

麻酔の流れ

・下半身麻酔とも呼ばれます。下腹部より下の手術の場合に適応となります。
・全身麻酔と比べて、全身への薬の影響は少ないですが、安全性や危険性に関しては一長一短であり、どちらが優れているというわけではありません。

1.横になりネコのようにできるだけ背中を丸めてください

2.背中の消毒をして細い針で皮膚表面の痛み止めをします

3.脊髄まで細い針を進め、麻酔薬を注入します
それほど痛みはありませんが、足や腰に電気が走ったような痛みがあれば、動かずにお伝えください。

4.下半身がしびれて動かなくなってきます
氷で体を触り、冷たいかどうかで麻酔の効き具合を確認します。

5.手術が始まります
・意識がありますので周りの音や話し声が聞こえます。
・痛みはありませんが、触った感じや引っ張られる感じがすることがあります。
・吐き気や息苦しさがあれば我慢せずにお伝えください。
・針がうまく入らなかったり、効果が不十分であったり、手術が長引く場合は全身麻酔に変更することがあります。

6.手術が終了し、病室に戻ります
足のしびれは3〜6時間で徐々に取れていきます。

区域麻酔(硬膜外麻酔)

区域麻酔くいきますい硬膜外麻酔こうまくがいますい

・胸部や腹部の手術の時に、全身麻酔や脊髄くも膜下麻酔と併用して行います。
・全身麻酔の薬の量を減らすことができます。
・手術後の痛み止めとして使用できます。

麻酔の流れ

1.横になりネコのようにできるだけ背中を丸めてください

2.背中の消毒をして細い針で皮膚表面の痛み止めをします

3.背中に注射をして、細いカテーテル(管)を入れます

4.手術後、カテーテルに痛み止めの薬が入った器具を取り付けます
・ここから持続的に痛み止めが流れます
・痛みが強い時は付属のボタン(PCAボタン)を押すと痛み止めを追加することができます。体を動かす前に押していただくのも効果的です。
・数日後、必要なくなればカテーテルを抜きます。

区域麻酔(伝達麻酔)

区域麻酔くいきますい伝達麻酔でんたつますい

・全身麻酔や脊髄くも膜下麻酔に併用して行います。
・神経に直接またはその周囲に麻酔薬を注射することで、術中・術後の痛みを軽減します。
・注射後、数時間から1日はしびれた状態になります。

伝達麻酔の種類

主なものとしては
整形外科:腕神経叢ブロック・大腿神経ブロック
腹部外科:腹直筋鞘ブロック・腹横筋膜面ブロック
泌尿器科:閉鎖神経ブロック
などがあります。

実績

Result

年度別 手術件数

2019年度
項目手術件数
整形外科668
形成外科276
眼科678
外科301
大腸・肛門科261
泌尿器科123
心臓血管外科125
内科53
眼形成眼窩外科62
脳神経外科45
婦人科237
歯科・歯科口腔外科38
ペインクリニック1
その他0
合計2,868
2020年度
項目手術件数
整形外科618
形成外科278
眼科563
外科289
大腸・肛門科190
泌尿器科119
心臓外科82
循環器内科47
眼形成眼窩外科61
脳外科47
婦人科262
歯科・歯科口腔外科39
ペインクリニック0
その他0
合計2,595
2021年度
項目手術件数
整形外科602
形成外科376
眼科630
外科309
大腸・肛門科213
泌尿器科68
心臓外科45
内科60
眼形成眼窩外科88
脳神経外科57
婦人科315
歯科・歯科口腔外科46
ペインクリニック2
その他1
合計2,812
2022年度
項目手術件数
整形外科533
形成外科423
眼科425
外科272
大腸・肛門科137
泌尿器科89
心臓血管外科41
内科62
眼形成眼窩外科66
脳神経外科37
婦人科276
歯科・歯科口腔外科43
ペインクリニック0
その他0
合計2,404

業績(件数など)

医師紹介

Doctor
  • 大見謝 克夫

    部長

    大見謝 克夫Katsuo Ohmijya

    大見謝 克夫
    専門分野 | Specialized field
    手術麻酔
    資格 | Qualification
    ・麻酔科標榜医
    ・日本麻酔科学会専門医
  • 太田 敏久

    ペインクリニック部長

    太田 敏久Toshihisa Ota

    太田 敏久
    専門分野 | Specialized field
    ・ペインクリニック
    ・手術麻酔
    資格 | Qualification
    ・日本ペインクリニック学会専門医
    ・日本麻酔科学会専門医
  • 北野 紅美子

    麻酔科

    北野 紅美子Kumiko Kitano

    北野 紅美子
    専門分野 | Specialized field
    手術麻酔
    資格 | Qualification
    日本麻酔科学会専門医
    日本麻酔科学会認定医
  • 徳田 留衣

    麻酔科

    徳田 留衣Rui Tokuda

    徳田 留衣
    専門分野 | Specialized field
    手術麻酔
    資格 | Qualification
    日本麻酔科学会専門医
  • 安部 真教

    科長

    安部 真教Masanori Abe

    安部 真教
    専門分野 | Specialized field
    手術麻酔
    ペインクリニック
    資格 | Qualification
    日本ペインクリニック学会専門医
    日本麻酔科学会指導医
    日本専門医機構麻酔科専門医
  • 大岡 篤司

    医師

    大岡 篤司Atsushi Oooka

    大岡 篤司

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