デング熱にご注意を!沖縄県でもすでに5件報告!!
更新日:2020/02/22
みなさん、こんにちは。感染管理対策室です。
近年、東南アジアなどの周辺国にてデング熱が大流行しているのはご存知でしょうか?
海外からの往来者の増加や夏休みに海外旅行に行くことでデング熱の流入リスクが高まることが予測されます。海外からの旅行客が多い沖縄県では2019年7月現在、すでに5件発生しており、2000年以降、過去最多を更新するかもしれない状況に迫っています。
今回は、デング熱に関する情報をお知らせしていきます。
・そもそも、デング熱とは…
デングウイルスによる感染症で、ウイルスを保有した蚊がヒトを刺して感染します。
インフルエンザのようにヒトからヒトへ直接感染することはありませんので、ご安心ください。
・いったいどういう症状なの?
蚊に刺されてから潜伏期間は2~15日間程度で、突然の発熱、頭痛、関節痛筋肉痛、発疹などがみられます。多くの場合、発症しても一週間程度で回復しますが、ごくまれに重症化して出血やショック症状を示すことがあります。
・デング熱に関しては以下の対策を心がけましょう。
1.蚊がいる場所で活動する場合は長袖、長ズボンを着用し、できるだけ肌を露出しないようにする。
2.虫よけ剤を使用する。
3.網戸などで屋内への侵入を防ぐ。
4.住宅周辺の幼虫発生源となる「不要な水たまり」をつくらないようにする。
みなさん、いかがでしたか?
日々生活しているなかで、蚊にさされてしまうことは当たり前!と思っている方も少なくないと思います。
しかし、“デング熱”という感染病にかかってしまう危険性もあります。
お一人お一人が「蚊」に刺されないよう対策を徹底することが重要です。
蚊が多いこの時期、アウトドアや外でのイベントも多いと思いますので、蚊に刺されないように気をつけてください。
感染管理対策室