“抱え上げない看護・介護”への
取り組み
〈新しい常識、“抱え上げない”介護〉
NO LIFT® PROJECT
私たちはケアによる負担ゼロを目指します
看護・介護・コメディカルの現場において処置、入浴介助、おむつ交換、移乗介助など、相手を持ち上げたり、支えたりする場面を多く見かけます。それらは「腰痛」を引き起こす要因の1つと考えられ、医療介護の現場において問題視されて久しく、さまざまな対策が講じられています。しかし、残念ながら全面的な解決には至っていないのが現状です。長期間痛みに耐えながらの業務や、腰痛が原因で離職を余儀なくされるケースもあり、現場の人材確保という面からも対応が急がれています。
看護、介護及びコメディカルの職業病とも言える腰痛を予防すべく、新たな取り組みも始まっています。「ノーリフティングケア」「ノーリフト®」とも呼ばれ、豪州で先進的に導入され、国内でも取り組みが進んでいます。
1998年、ノーリフトの始まりはオーストラリア
人の力だけで抱え上げないケアは職員の健康を守るだけでなく、患者様利用者様にとっても余計な緊張を与えない質の良いケアの提供につながります。そんな中、おもと会グループでは一般社団法人日本ノーリフト協会監修のもと、様々な研修を実施しております。また、2019年には法人としては日本で初となる「ノーリフト®ラボ」を開設いたします。このラボにおいて「抱え上げないケア」の実践的なトレーニングに取り組んでまいります。
※「ノーリフト®」「ノーリフトケア®」は一般社団法人日本ノーリフト協会の登録商標です。
これからの常識「ノーリフト®」
看護介護職およびコメディカルの職業病とも言える腰痛を予防すべく、新たな取り組みが始まっています。「ノーリフティングケア」「ノーリフト®」と呼ばれ、豪州で先進的に導入され、日本でも広がり始めています。人の力だけで抱え上げないケアは、職員の健康を守るだけでなく、患者様・利用者様とっても余計な緊張を与えない質の良いケアの提供につながります。
ノーリフトによるケアとは“持ち上げない看護・抱えあげない介護”
法人で実施する“抱え上げないケア”ノーリフト®︎ケア
ノーリフト協会とパートナーシップを締結
ノーリフト®の考え方
●看護や介護にかかわる人の腰痛を職業病としてあきらめない
●ケアのプロとして予防と対策を実現できるようになる
●腰痛予防対策を機会として、医療や介護現場に労働安全衛生マネジメントを定着させる
●褥瘡や拘縮の悪化、寝かせきりをなくす
●プロとして、ケアを業務にしないようにケアの質を再検討する。
ノーリフト®定着までのステップ
実際の研修風景
プロジェクトの組織図
おもと会NO LIFT® LABO
について
おもと会の推進する「ノーリフト® ケア」を起点にケアに関わる社会課題を解決するための活動拠点として民間では初めて(国内では2か所目)開設しました。職員・本人・ご家族様、そして地域の在宅介護従事者の皆さんまで様々な方にご利用いただける施設です。
常時ノーリフト®ケア関連福祉用具の配置と専属の職員並びに研修室も完備しています。駐車場も完備しています。(台数の制限あり)
基本理念
おもと会グループにおける急性期から在宅まで、全職員・患者様・利用者様及びそのご家族まで常に安心・安全・安楽な生活を過ごすことのできるような、療養環境並びに職場環境をつくる。
・介護にかかわるすべての職種が対象(事務系・栄養給食科なども含む)
・おもと会のみならず、地域へ発信していく。
基本方針
①ケアの質の改善(人材育成、個別ケアの再考・改善、事例検討)
②職員の腰痛対策に対する啓蒙活動(腰痛調査の実施と報告)
③プロジェクトを通じた福祉用具の導入と労働環境改善 (福祉用具の管理・労働環境のチェックと改善)
おもと会で取り入れているノーリフト機器
Info.
事業所概要- 事業所名
- 医療法人おもと会
ケアクロシング寄宮 NO LIFT® LABO
- 住所
- 〒902-0064
沖縄県那覇市寄宮1-6-12
- 開設年月日
- 2019年8月
- TEL
- 098-833-1555
- 営業日
- 平日・土日祝日は研修予定及び見学予約により営業
- サービス提供時間
- 08:30~17:30 研修によっては時間外も対応
(要相談)
- 相談窓口
- 生活相談員 連絡先:098-833-1555
- 施設概要
- 常設設備
電動ベッド4台・床走行式リフト2台・スタンディングマシーン1台・天井走行リフト2台・設置型天井走行リフト1台
リフト用スリング各種・ポジショニングクッション各種・移乗用福祉用具各種・車椅子
その他(映像及び音響設備)・Wi-Fi環境あり
- 職員体制
- 責任者1名(兼務)・事業調整担当1名(兼務)・専従作業療法士1名・
事務担当1名(兼務)